焼結タイプ白金温度センサ
焼結タイプ白金温度センサ

表面実装(SMD)タイプの白金測温抵抗体は長期安定性と互換性があり、低コストが求められるプリント基板の自動実装向け量産アプリケーション用に設計されております。SMD素子の梱包は、製品を安全に保護できるブリスターリールまたはウェハーフレームで、保管期間は最長6か月です。

電気自動車の性能は、主にパワーエレクトロニクスのレイアウトによって決まります。コンパクトでありながら、効率的な電力変換を実現するコンポーネントが必要とされています。SiCまたはGaN技術に基づく次世代パワーエレクトロニクスは、より高い周波数と温度で動作することにより、効率化を高めます。当社の焼結タイプSMDは、裏面がメタライゼーションになっていることで、銀焼結プロセスを可能にします。そのため、既存の生産体制にシームレスに統合できます。表面の端子は絶縁されているため、熱源/ダイにセンサを自由に配置することができます。応答時間はより速く、より正確になります。表面のメタライゼーションは、最先端のAI太線ボンディングワイヤ用に対応するよう設計されています。

ヤゲオネクセンソスのソリューション

  • 焼結またははんだ付けによる組み立て
  • 熱源に近い位置で正確な測定と迅速な応答が可能
  • 熱源/ダイに対し直接フリーポジショニング可能、絶縁された設計
  • 標準ボンディングワイヤ (例: へレウス製 Al H11 Ø 300µm) による接続
  • 白金技術の特性を活かし、長期安定性を備えた高精度な温度測定
  • 使用温度範囲200 ℃以上(接合技術を考慮)

テクニカルデータ

焼結タイプSMDの仕様は以下の通り

  • 温度係数 (TCR): 3850 ppm/K
  • 温度範囲 -50 °C ~ +200 °C(以上)
  • 白金(Pt)回路
  • RoHS対応

More details about the SMD product line

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